舐めても喉は治りましたが心の棘がなかなか抜けません笑
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これは国産CBファームの写真
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親はマジで極上個体だしYouTubeの動画で調べた感じセーシュルやモーリシャスのファームの個体と比較しても遜色ないし、むしろこっちのが良いと思うくるいのレベル

なぜ国産が凸って体高が出ないと言われるのか?

僕の仮説ですがそれは小さければ小さいほどしっかり管理しないと甲羅の癒着がし易くそれがこじれて成長に伴って酷くなるからです。
小さいときには特にしっかりやらないと凸りやすくてそれご大きくなるとどんどん酷くなって目立つようになるからだと思います。
近年の海外CBは数百グラムUPのそこそこ育った個体が多いのでそれを育てたらそれなりに育つはず。
でも言っても現地ファームの管理もそれなりなので極上個体が限りなくゼロに近いし、居てもいい個体は日本に来る前に経由地で抜かれちゃってると思います。(まぁインスタ見てても海外の個体でしびれるほど素晴らしい個体は見たことないですが笑)

更にサイテス検疫の申請承認のロスタイムでしっかり管理できてなくて凸っちゃう個体が多いし最近入ってきてるのは結構酷いのも多いです。

つまり国産は国内ファームからダイレクトに市場に乗るので(サイテスⅡ種)無垢な新生児ベビーが流通する。
(*ちなみに新生児ゾウガメ流通シーズンは2月後半~3月と5月~6月の2クラッチ分ある感じです。)
だから完璧に持って行ける可能性もあるけど逆に言えばケアが適当ならとんでもなくボコボコになるリスクもあって振り幅が超でかい
実際国産否定論を展開するのは綺麗に育てれなかった人が海外CB育ててる人と比較して自分が失敗したことを棚にあげて個体のせいにしちゃってその世評が勝手に一人歩きしちゃってるんだと思います。
整理すると無垢のゼロからの挑戦権のある国産CBと無難な海外CB
今なら僕は迷わず国産を推したいし自分は挑戦して良かったと思ってます。
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唯一色が違うことくらいしか差異はないと思ってましたが管理がある程度一緒ならだいたい揃ってきてますね。
ちなみに上がうちの国産CBで下がセーシュルCBです。
両個体ともにしっかり太陽を浴びて運動させて育ってる個体です。

ペットゾウガメ消費国の中でも安定してCB化に成功して流通ルートを構築してるのはフロリダと沖縄くらいのもんだと思うので純真無垢のベビー飼育の挑戦権があること自体が本当に凄いことだと思います。
大流行しているアジアのゾウガメフリークには現時点では純真無垢の新生児のベビーの飼育する権利は無さそうですしね。

だからそういう意味で沖縄のゾウガメブリーダー氏の不断の努力に感謝しかないです。

あとひとつ希望を付け加えるなら今年のニュースであったような自然孵化個体が国内で採れると最高ですね。
どんなカメでも自然孵化個体は強い
内側から漲る生命力は人工孵化個体とかは明らかに違うので自然孵化で土から這い出してきた新生児ゾウガメの飼育はいつか是非してみたいと思っています。

またゾウガメ買う前までは海外CB信仰を鵜呑みにして値段も高額な海外のが良いイメージでしたがその理由がわかりませんでした。
実際に海外CBを血眼で探してたんですが某国のゾウガメブームで全然良い出会いがなくて入手出来なくて尊敬する飼育者の人の後押しもあって国産CBを選択しました。

考えてみたら他のリクガメで国内CBが劣るなんて話は聞いたことないですよね笑
しかも何百年も生きる動物のF1かF2くらいで見た目にそんなに顕著な変化があるはずないです。
間違った情報を元にいろいろ合点が行かなかったんですが飼い初めて1年強でようやくそんな疑問点について自分の中では説明出来るようになった気がします。